こんにちは!コーヤマです!
昨日(2023年9月24日)はベルリンマラソンが行われましたね。新谷選手は以前からこの大会で日本新記録を狙うと公言しておりました。並々ならぬ覚悟です。
そんなトップアスリートである新谷選手ですが、昨年新型コロナに罹患していたことはご存じだったでしょうか?
具体的には、2022年7月18日、世界陸上の女子マラソン日本代表であった新谷選手はその当日に陽性反応が出てしまい、欠場を余儀なくされました。その無念たるや、我々一般アスリートが想像する以上のものであったでしょう…。
復活までの道のりを考えてみる
その後新谷選手はインタビューにてこう語っています。
①「しばらくは味覚障害や咳に苦しんだ」
②「帰国後は沖縄で一人旅をしていた」
③「練習を再開したのは8月中旬。1ヶ月走らなかった」
とのことです。これを現在の私との比較を交えて考えてみます。
①について。具体的な期間や症状の重さについては本人のみぞ知るところではありますが、現在の私はコロナ4日目にして味覚障害はなく、咳も普通にしている限りほぼ出ていません(胸の違和感は多少あります)。
そう考えると、私と比べると新谷選手の方が症状は重かったのかな?と考えることができます。
②、③について。少なくとも「新谷選手が練習だと感じるような練習」を再開したのはコロナ罹患からおよそ1ヶ月後ということになります。
トップアスリートである新谷選手ですから、休んでいる間も競技のことを完全に忘れていたわけではないと思います。ちょっとした筋トレ等は練習としてとらえていないという可能性はあります。
(ただ、新谷選手は非常にオンとオフがはっきりしている印象を受けるのと、意外と「もうイヤ、走ることなんて考えたくない…」というメンタルになっていた可能性もあります)
そして、沖縄で一人旅をしていた、ここから読み取れることは、寝たきりだったりそれに近いような活動量だったわけではなく、ある程度歩いていただろうということです。
どのような想いだったのかまではわかりませんが、これがちょうどいいリハビリになっていたのではないかと私は考えます。
このリフレッシュ(リハビリ)期間を1ヶ月ほど経て、練習に復帰。その練習内容まではもちろんわかりません。が、いきなり高負荷のトレーニングをしたとは考えにくいでしょう。さすがに身体がついてこないはず。
で、9月17日に競技会の3,000mのペースメーカーとして公の場に登場しています。このときに翌年1月のヒューストンマラソンへの出場表明と、「ワクチンも打って最強な身体してます!」との発言から練習を積めていること、メンタルが前向きになっていることが読み取れます。
このときに体力が100%に戻ったわけではなくても、バリバリ練習できる体調になっていたことは想像できますね。人間は体調がいいとメンタルが上向きますw
新谷選手は割と素直に正直にSNSだったりメディアに気持ちを吐露してくれるので助かります。笑←お前は新谷選手の何を知ったように語っているんだ
余談ですが、ランニングYoutuberの「たむじょー」さんの動画にたまーに出演していて、新谷選手の人となりをある程度知ることができますw 非常に裏表がなく、オンオフがはっきりしているという印象はここから。
そして2023年1月15日のヒューストンマラソンにて(当時)日本歴代2位の2時間19分24秒の好走。新谷選手は日本記録を出せなくて悔し涙を流していましたが…これは本当に凄いことだと思います。
ここまでコロナ罹患から6ヶ月。
新谷選手から学んだこと
まず、世界で戦うレベルの持久系トップアスリートがコロナに罹っても、そのレベルでパフォーマンスを取り戻し、また向上させることができる!ということです。
世界レベルとなるとほんの少しの能力の低下が顕著に結果に出てしまいます。そのシビアな世界であっても戦えるところまでもっていけるというのはものすごく勇気をもらえました。
ではどうやって復活していったのか。
それはもちろん新谷選手の努力や才能、周囲(TwoLaps等)のサポート、競技に打ち込める環境だったりと我々一般アスリートとは異なる部分も多いのですが、
約1ヶ月の療養期間
が大きかったのではないかなと思います。これを計画的にやったのか、はたまたメンタルの落ち込みから結果的にそうなったのかまではハッキリとはしませんが、約1ヶ月走らなかったという事実は確かなのでしょう。
しっかり休んで、一人旅でメンタルをリフレッシュしながらウォーキングによるリハビリにもなっていた。と捉えることが可能です。
コロナの症状というのは個人差が大きいので誰しもに当てはまることではないと思います。新谷選手はおそらく私よりは症状が重かったと思われます。そもそも女性は男性よりコロナの影響を受けやすいといわれています。
そんな新谷選手が、1ヶ月休み、さらにその1ヶ月後にはバリバリ練習しており、そこから数ヶ月でしっかりパフォーマンスを取り戻している(向上している)。
これは私にとって大いに参考になり、勇気をもらえる事案でありました。
何が言いたいかというと
やっぱり回復初期に負荷をかけすぎない(というかしっかり休む)ことが最も重要である!
私ぐらいの症状であれば初期対応を間違えなければ必ず復活できる!そして能力の向上を見込むことができる!
ありがとう新谷選手!
よっしゃコロナから立ち直ったら…強化改造人間として大復活してやるぞ!www
まあ私の場合は発展途上すぎて復活という表現が正しいかは謎ですがw
トライアスロン界、待ってろよ!!www
Rice On !!
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