こんにちは!コーヤマです!
みんな大好きガーミンさん。でもいつもアンプロダクティブ…そんな方も多いのではないでしょうか。
アンプロダクティブを抜け出して上昇トレンドにしていく方法がわかってきたような気がするのでちょっと書いてみようかな~と思った次第です。
アンプロダクティブって?
ガーミンのトレーニングステータスの一つですね。以前も記事にしたことがあります。

直訳すると「非生産的」。トレーニングしているけどパフォーマンスの向上につながっていないんじゃない?という状態です。
本人的には頑張っているのに、お前のトレーニング非生産的~m9(^Д^)プギャーって言われていると思うとイラっとしますねw
このステータスは、基本的に「運動負荷」と、トレーニング中の心拍数、パワー(自転車)、ペース(ラン、スイム等)でその人のパフォーマンスレベルの傾向を評価しているものです。
外的要因をどれくらい反映してくれているかはわかりませんが、外での練習の場合、(ある程度新しいモデルのデバイスなら)気温や湿度、標高を加味してくれている気はします。私の935は暑熱順化機能がないのでダメみたいですね…w
インドア(Zwift等)の場合は全く加味されません。高温多湿であろうが扇風機を切っていようが一律の評価になるので注意が必要です。ベランダやサイクルハウスでやっていると役に立ちませんwのでセルフコントロール力が求められますね。
アンプロダクティブを抜け出して上昇トレンドにする方法
さて本題です。基本的にはアンプロの脱出には3パターンあります。
①状態が底打ちする
②休養しまくってリカバリーやディトレーニングになる
③パフォーマンスに向上の兆しがみられる
今回は当然③について考えます。で、結論ですが、
アンプロダクティブになっても気にせず根気良く負荷をかけ続ける
です。脳筋かな?w
結局のところこれだと思います。漸進性過負荷の原則に基づき、しっかりトレーニングを継続する。必要なだけの負荷をかける。
その負荷に適応し始めて状態が上向いてくるとき、アンプロ地獄から脱出することができます。これはまやかし、偽りのステータスではなく、実力自体が底上げされているはずです。
参考までにここ最近の私のステータスですが、こんな感じです。

3/10にびわ湖マラソン(初フル)があり、複数種目の練習になかなか適応できなかったうえにその前の調整と後のダメージで(ランはもちろん)FTPが犠牲になり、アンプロ地獄に突入しました。笑
回復を待って、そこからバイクの負荷を増やしてトレーニングしていったのですが、しばらくはずっとアンプロでしたね。一部オーバーリーチが混ざっていますがw
じゃあこの間ずっとパフォーマンスは下がり続けていたのか?というとそうではありません。頑張っているけどあまり変わってないかな?という感じです。
でも気にせず続行。自分なりにある程度テーマをもって負荷をかけ続けたところ、だんだんパワーが出るようになってきた気がするな~というところで黄色(キープ)や緑(プロダクティブ)が出現するようになりました。5/19にレース(長良川ミドルトライアスロン)があったのでその付近に青(リカバリー)があります。
これは、このアンプロ地獄の間に負荷をかけ続けたことで身体が適応して、一つランクが上がったのかなと推察しています。私の場合はバイク、ラン、スイムと3種目練習しているトライアスリート1年生で身体ができていないので、その負荷(特にラン)に耐えられずバイクのトレもイマイチでパワーが落ちていました。それが少し改善されてきたのかなと思います。
初心者や何らかの理由で休養期間があり急に力を落とした人以外は、今現在行っているトレーニングの効果が出始めるまでには時間がかかります。2~3ヶ月はかかると思った方がよいです。根気良く、粘り強く取り組んでいればいいことがあるはずです。
私の場合3種目やっていますが、もちろん単一種目でも同様です。スイムは正直よくわかりませんが…少なくとも自転車はこの考え方でいいはず。
注意点
これはあくまで一例だということと、アンプロダクティブの脱出ということです。
「オーバーリーチ」と「疲れています」は完全に別物です!
特に「疲れています」は要注意です。ガーミンのHRVはなかなか優秀なようで、これが乱れているときは確実に調子が悪いです。風邪やコロナの症状が出る1~2日前から異常が起きたりする等、結構敏感に察知してくれるようです。私の(935)にはそんなハイテクな機能ありませんが…w
「疲れています」のときはアンプロダクティブと違って、食って寝るのがいいと思います。素直に休みましょう。
アンプロダクティブのときは、しっかり負荷をかけて、しっかり休み、そのサイクルを回しましょう。アンプロ=休んだ方がいい、というわけではなさそうです。
最後に
アンプロダクティブを脱出するのが目的ではなく、パフォーマンスを向上させることが目的であり、その結果トレーニングステータスも変わっていくということを忘れずに!
ガーミンさんはそのヒントを与えてくれているだけに過ぎません。「しっかり負荷をかける」と言いましたが、その負荷のかけ方、練習方法や量に関しては試行錯誤していく必要があるでしょう。
Rice On !!
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