パワーデータからロードレースやエンデューロで必要な力を考える

考察

こんにちは!昨日は人生で初めて6時間ぶっ続けで自転車レースを走り通したコーヤマです!

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来週末はいよいよツールドおきなわがありますね。私は出ませんがw

ということで、せっかくなのでパワーデータを解析してロードレースやエンデューロにはどんな能力が必要か考察してみようと思います!

ある強豪選手との比較

まず私の昨日のデータをサラッと見てみましょう。

タイムは6時間03分、起床時体重は61.6kgです。

AP208W、NP228W、最大573Wです。

グラフにするとこんな感じです。

だんだん垂れているのは気にしないでください。笑

ついでに心拍はこちら。

終盤は180Wでも150以下にならない地獄。笑

そしてついっtXを眺めていると、興味深い投稿がありました。

終盤まで先頭集団にいた、とある強豪選手の投稿です。高身長の選手なので、体重は私と大きくは変わらないと思います。5kg以上軽いということはないはず。

失礼ながら拝借させていただきます。

心拍低すぎだろwwwと思いましたがとりあえずそこは今回の主題とは外れるのでスルーの方向で。笑

AP195W、NP232W、最大789Wです。

おさらい:私のデータはAP208W、NP228W、最大573W

アレ、NPほとんど変わらなくね?とか思いませんか?でも走りの質や結果は大きく異なります。ここにヒントがありそうですね。

では違いはどこか?何が必要か?

まずパワーの話からは大きく2点。こちらの強豪選手は私と比べて

①APとNPの差が大きい

②最大パワーが大きい

ということがいえます。これは、しっかり踏むべきところで踏んで休むべきところは休んでいる、といえます。

今回のスズカエンデューロのコースでいうと、おそらくヘアピンカーブの立ち上がりホームストレートの登り特に登り切った後のシケインからの加速あたりで踏めているのではないでしょうか。

そこで前の選手との車間を空けず、高速区間ではしっかりドラフティングも使う。そういった走りができていると考えられます。

私の場合は瞬発力のなさやツキイチのヘタクソさが相まって、下り基調をある程度踏み続けて車間を詰めるシーンが多く、脚を無駄に使っていました。長丁場のエンデューロやロードレースでは致命的になりますね。

パワー的にはこんな感じでしょう。しかし根底にある最も大切なことは…

パワーを出すことではなく速く走ること

ですよね。同じ速度で走るならパワーは低い方がいいに決まっています。そのために最も必要なことは極力減速しないこと。楽に速く走ること。

そのために必要なのは

・コーナリングの正確さ

・地形を把握し、慣性を活かす

・ポジションやフォーム(姿勢)のエアロ的改善(もちろん体幹の強化も)

・トルク抜けのないスムーズなペダリング

・集団内での嗅覚、前走者へのツキイチ力

・ペースアップやペースダウンへのクイックな反応

等、枚挙に暇がありません。そしてこれらは全て実走によって培われるものです。できればハイレベルな練習会や、クローズドで行われるレースが望ましいですね。

Zwift以上に実走で力を感じる選手というのはこのあたりの能力に長けている…というかかなり練習していると思います。

最後に

もちろんパワートレーニングも大切ですし、ズイフトにはズイフトの良さがあります。

しかし実走でのロードレースやエンデューロで結果を出したいなら実走練習も大切にしていく必要がありますね。

ヒルクライムだと比較的ズイフトばかりでもある程度なんとかなりますが、それでもガチ妖怪の方々は実走を大切にしている印象があります。

私はどちらかというとエンデューロやロードレース向けの脚質かな?と思っていましたが、本当に向いているのはロングTTのような気がします。笑

それってトライアスロンじゃん!やったね!www←自分に都合の良いように考える漢

Rice On !!

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