こんにちは!ブックオフが宝の山すぎて「あれ?読書ってコスパ最強じゃね?w」とか思い始めたコーヤマです!w物色してみると面白そうなタイトルの本多すぎぃ!
ジョコビッチ選手のことはみなさんご存じですね?世界トップのテニスプレーヤーです。小麦(グルテン)をやめて強くなったという話を聞いたことはありましたが、それぐらいの認識でした。
そんなジョコビッチ選手の本書を読んでみた感想なんかをテキトーに記してみたいと思います!
はじめに:全体の簡単な感想
この本なんですけど~個人的にめっちゃ面白かったです!240ページほどありますが、買ったその日に全部読んじゃいましたw
タイトルは「ジョコビッチの生まれ変わる食事」で、確かに食事がメインではあるのですが、
・ジョコビッチ選手のセルビア人としてのバックボーン(戦争、生い立ちやテニスとの出会い等)
・脳科学
・メンタリティーや考え方
・睡眠
・家族、友人等取り巻く環境
・ウォーミングアップやリカバリー
等々、盛りだくさんなんですよね。それらが食事とも結びついていて、本当にジョコビッチ選手という一人の人間がどう形成されているのか?という内容になっているので非常に興味深かったです。
単純な「食事とパフォーマンスへの影響」みたいな論文チックな内容ではなく、人間味にあふれた半分ドキュメンタリー的な構成にもなっており、面白くてガンガン読んでいけました!
巻末にはおススメ食材や「王者のレシピ」なんかもありますし、パフォーマンスアップのための具体的な方法も記載があるので非常に参考になります!
本書のメインはやはり「グルテンフリー」
ジョコビッチ選手は優れた選手でしたが、試合の途中から突如身体が動かなくなり、ガクンとパフォーマンスを落とす、下手すると倒れてしまうという悩みがありました。…これって相当ツラいですよね。原因がわからないとメンタル的にも相当悪影響でしょうね…トレーニング不足?調整不足?喘息?アレルギー?相当悩んでいたそうです。
これを食べ物によるものだと見抜いた博士がいなかったらジョコビッチ選手が世界のトップに立つことはなかったのかもしれません。「そこそこいい選手」を「世界一の選手」に押し上げた食事の力。
それほどまでに食事によるパフォーマンスへの影響は大きいということですね!我々一般サイクリストも「自分に合った」バランスの良い食事で体調、パフォーマンスが改善するかもしれません!
この「自分に合った」という部分、具体的には「ELISAテスト」というアレルギーテストによってジョコビッチ選手の場合は小麦(グルテン)、乳製品がもう全然ダメで、トマトも反応あり、ということが判明したそうです。
日本でも「view39」というアレルギーテストがあるらしいので私もやろうかな。何か意外なことがわかるかも。
本書のサブタイトルにもなっていますが、14日間だけ頑張って小麦を完全に排除したところみるみるうちに体調が良くなったそうです。そこで少しだけ小麦を摂ったところ、翌日は最悪だったと。それでもうグルテンは徹底的に排除することを決めたそうです。
本書ではどんな食品にグルテンが含まれているかということも細かく記載されており、「えっ、そんなものにも?」という発見があります。ぶっちゃけ相当な数ありますwそして最終的には
「自然の素材、クリーンなものには含まれていないから問題ない」
砂糖、小麦、加工食品をやめて素材から栄養を摂る。…ワイかな?wワイもジョコビッチになれるんか?www
さらっと砂糖も混ぜましたが、ジョコビッチ選手はこの一件から小麦だけではなく食全般に対する意識が相当変わったようですね。糖質の種類もそうです。フルクトースとか。あ、そうそう、試合中に今サイクリストに話題(?)のデーツを食べているという旨の記述が一文だけ出てきますwやはり最強補給食かもしれんw
食に対する向き合い方、考え方なんかも面白いですし参考になりますよ。「食物は情報だ!」
気になった方は読んでみましょう。笑
最後に
内容を具体的に書きすぎると問題があるような気がするので本の感想って難しいですねw
でもこれだけはいえます。本書はテニスプレイヤー、サイクリスト、アスリートにかかわらず…すべての人におススメできる!
この本絶対欲しい!と思って買ったわけではなく、ブックオフでなんとなーく本を物色していたときに「これおもしろそうかな?」ぐらいの気持ちで手に取りましたが大当たりでした!(^^)/
気になった方は手にとって読んでみてはいかがでしょうか?
Rice On !!
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