こんにちは!コーヤマです!
以前もERGモードについての記事を投稿しましたが、今回リアディレイラーの故障により強制的にERGモード生活を強いられた私が改めて感じたことを記していきたいと思います!
↓以前の記事はこちら
はじめに:印象の変化
以前の記事で「私は使用しません」と言った通り、これまでERGモードってほとんど使ってこなかったのですが…思った以上に便利で使いどころがありそうだという印象になりました。
自分の力でペダリングしてナンボやろ!wと思っていたので食わず嫌いしていたんですね~。やっぱりいろいろやってみることは大切ですね。以前やったことでも感じ方は変わったりしますしね。
ということで改めて感じたメリットとデメリット、これから使っていこうと思う場面や向いていないかなという場面についてお話しします。
ERGモードを使用したい場面とメリット
①低強度(Z2とか。特にリカバリーライド)
数日前のリカバリーペーサー走の記事でも述べましたが、これめちゃくちゃいいです。何も考えずに動画観たり読書したりブログ書いたりゲームしたりしていても勝手に一定ペースで走れてしまいますw
リカバリーライド(や低強度ベース)のときにそれ以外のことをやらないのはもったいないので、ズイフトにかける脳や目のリソースが減るのはめちゃくちゃ捗りますね~w
低強度だとダンシングが難しかったりするのですが、ダンシングしたくなってきたらゆるやかにケイデンスを落としていき、ダンシングしながらケイデンスを上げてシッティングに移行すればOKです(^^)/
また、全く同じパワーに固定できるので平均心拍数とかで体調管理がしやすいのもいいですね。お股の具合でダンシングの頻度が変わるので多少のブレはありますがw←常にお股にダメージを抱えているズイフト廃人
ポイント練習の日もメインセットが終わった後の低強度流しやペース走でも使えますね。
今後も多用していきたいと思いました(^^)/
②ショートインターバル
先日のラトスネ100連打の際も使用していたのですが、ショートインターバルにはERGモードがかなり向いていますね。
とにかく変速ロスが全くないのが大きいと感じました。変速でトルクを抜くとパワーブレますし疲れますし…指定時間ムラなく踏み続けられるのが非常に良いです。いやそれって今さらすぎるやろ!わかりきっとるやん!wって思うかもしれませんが、このメリットは…正直思った以上でした。
強く踏んでいるときって特に…変速ロスが大きいですねぇ…最新の12速デュラでもない限りかなり影響受けていそうです。とにかく狙った負荷でムラなく踏み続けられる。パワトレ(運動生理学)的には非常に効率がよさそうです。
また、以前の記事で「指定パワー以上で踏みたいときに困る」というデメリットを挙げましたが、これ思ったより困らないです。笑
というのも、コンパニオンやズイ画面から簡単に負荷を上げられるので、ちょっとヌルいかな~もっと踏みたいな~と思ったらパーセンテージを弄ってしまえばいいだけです。笑下げることもできます
ただ、やっぱりキツくなってきてケイデンスが下がったらリカバリーは非常に難しいです。特に強度が高いときは本当に戻せません。ズルズルいきます。少しでも気を抜いたら一気に下がってどうしようもなくなる可能性があるので、ケイデンスが下がらないよう集中して頑張って踏むしかありません。笑←笑っている場合ではない
<番外:最大?のメリット>
ディレイラーが動作しなくてもズイフトできるwもちろん物理的に故障していたら無理だよw
ERGなければ詰んでいた。やっぱりスマートトレーナーって神だわ。
<番外2>
インナーとかにしておけばめっちゃ静か(なはず)。←アウタートップ固定だったくせになんか言ってるゾ
変速のガチャコンもないし。ご家族や近隣住民の目が気になる人には超おススメ。これも結構大きい。高強度だとハアハアしたり工場扇ブオーンで結局うるさいけどw
使用しにくい場面とデメリット
①強度高めのロングインターバル
これはなかなか難しそうです。理由は先ほども述べました通り「ケイデンスを変える(高くする)」のが難しいから。
特に私の場合は結構ダンシング多用するんですよね。単純にパワーを出したいというのもありますし、常にお股にダメージを抱えているのでダンシングは必須ですw
一度ダンシングしてケイデンスが下がってしまうと、シッティングで回したいケイデンスに戻すのがかなり大変です。ホント思った以上に戻しにくい。かなり踏み込む意識じゃないと戻らない。限界に近いような強い踏み方をしていると相当厳しい。多分SSTぐらいでも結構大変。疲れてきたら無理w
ショートインターバルだと一気に踏み切ってしまえばいいので(集中さえしていればw)気になりませんが、ある程度の長さがあると「変速して素早くケイデンスを上げられる」のはかなりのメリットですね。なのでERGなしの方がやりやすいかなと感じました。
クリスクロスなんかは(私の踏み方だと)非常に難しいでしょうね。120%をダンシング、90%をシッティング…とやったりするので。Carson、SST、クリスクロス、FTPインターバル、ゴルビーみたいな練習(というかショートインターバルと低~中強度以外はほぼ全部かな)は今後もERGなしでやることになりそうです。
②限界突破はできない。どんなに頑張っても限界ギリギリまで。
要はタレられないということです。これは以前の記事でも述べましたね。
タレたら回せなくなって終了なので、どんなに頑張っても限界ギリギリまでで終わってしまいます。
本気でぶん回して限界突破するときって基本的には突っ込んで最終的にはタレますよね。ERGだとタレながら最大心拍付近で粘る、みたいなことはできません。
そういう練習がしたいときはERGを外すか、素直にTTしに行きましょう。笑
あと、完遂できるスレスレのラインの練習も心理的ハードルが高いですね。指定パワーより低めでもなんとか…というのはできません。ただ、先述した通り指定パワー自体を下げることはできるので、止まってしまってからリスタートしたり、無理だと思ったら下げることは可能ですね。
<番外>
なんかバグるw というか仕様なのか…?
ワークアウトを中断したり途中でやめたりした際に、その指定パワーの情報が残っているのかフリーライドに移行してもそのパワーでしか回せなくなる現象。
対処法としては、「Riders Choice」みたいなフリーライド系のワークアウトを選べば回復するっぽいです。60分以内のワークアウトのところにあります。他にもいい方法…というか回避方法ってあるのかな?
最後に
これほどERGモードにお世話になったのは今回が初めてで…改めて自分でいろいろな用途で使ってみると発見がありますね!Zwift廃人の私ですが、それゆえ結構凝り固まっていたのかな~。。
リアディレイラーが故障したのは痛かったのですが、それがなければずっと気付かなかったかもしれません。人生は何があるかわかりませんね!w
ピンチはチャンス?!
Rice On !!
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