こんにちは!コーヤマです!2023年の富士ヒルの日程も決まりましたね!
富士ヒルシリーズ、まだまだ続くんじゃよ。2022年にゴールドを獲得した私ですが、「ゴールド獲ったし来年はプラチナだな!w」…というのが相当難しいということはわかっています(本当の意味ではわかってないのかも)
しかしやるからには目指してみたい!と思っているので必要なことについて考えてみます。
プラチナって?
このプラチナリング、設定されたのは割と最近で…2019年からです。2018年まではゴールドが最上級のリングでした。プラチナというものができてしまったばっかりにゴールドの存在感が薄くなったかもしれませんwそんなことないかプラチナって天上人のイメージだしw
この記事をご覧になる方だとみなさんご存じかもしれませんが、一応富士ヒルのリングの色とタイムについておさらいです。
・プラチナ:60分以内
・ゴールド:65分以内
・シルバー:75分以内
・ブロンズ:90分以内
・ブルー:90分以上完走
ですね。こう見ると「あれ、プラチナってゴールドと5分しか違わないや~んw」って思うかもしれませんが…この5分の壁は相当分厚いです。
当たり前ですが、タイムが縮まれば縮まるほど、どんどん縮まりにくくなります。同じようにパワーが向上しても、タイムに反映されにくくなります。95分を90分にしようと思ったらおそらく3.0→3.2W/kgぐらいのパワーアップでよいと思いますが、65分を60分にしようと思ったら4.9→5.5W/kgぐらいのパワーアップが必要になるでしょう。
単純な数値的にも厳しくなっているのに人体の限界が近づいているので、ハードルの高さは相当です。実際2022年大会のプラチナ取得者はたったの10名。全体の0.1%です。ヤバすぎワロタ。
そう考えると「こんなん才能ないと無理やん…クソ凡人のお前じゃ無理やろwww」と思いますよね。私もそう思いますw
が、目指すだけならタダなので、クソ凡人なりにやってみたいなと。今しかできないかもしれませんしね!
ゴールドとプラチナの違い
先ほど述べました通り、ゴールドは65分以内、プラチナは60分以内です。ということでタイム差は5分です。しかし実際にはそれ以上の開きがあると考えています。なぜなら、
・ゴールド:65分以内の集団についていければ獲れる
・プラチナ:単独で60分切れるぐらいの力が必要
と考えているからです。ゴールドを目指す!という選手は基本的に一般最上位クラスの選手たちで、タイムを出すためにローテを回したりして協力することが多いです。一般最前方の集団だと結構人数も多いので、単独では届かなくてもそれについていける力があればゴールドは獲れます。※それでもかなり難しいです。
しかしプラチナに関しては「プラチナトレイン」というものは存在しないと思った方がよいでしょう。
まず一般の場合、そもそもプラチナを獲れるレベルの選手がいない可能性が高く、いても本当に稀です。実際2019年からプラチナ取得者はゼロです(過去に一般でプラチナ相当のタイムを出した方はいます)。
ですのでプラチナを目指すなら主催者選抜クラスでエントリーすることになるのですが…
一般が集団タイムトライアルのようになるのに対して、選抜は殺し合いのようです…。
私は選抜でエントリーしたことはもちろんありませんが、動画を観る限りではそんな感じです。スタート直後(というかパレードから速いし計測前からダッシュしている)から8倍とかでハイパーカチ上げ、その後5倍以上で巡航しながら7倍でアタックしてライバルを振るい落としていく、みたいな信じたくない光景が広がっていましたwもうヤダこの妖怪たちw
なので選抜でもプラチナトレインというものはないものと思い、単独でも60分を切れるような走力が必要だと考えます。
60分切りに必要なフィジカルって?
正直言って、明確なイメージはできていません。なぜならそれに近しい実力を持ち合わせていないから。レースに出たりトレーニングしたりしている方ならある程度この感覚は分かると思うのですが、自分の少し上ぐらいの力までしかイメージできていないものなんですよね。力や目標に開きがありすぎるとよくわからないのです。試走でもできればまだいいんですけどね。
なので動画やネット、Twitter等の情報からの想像になります。
まず、FTPは5.5W/kgぐらい必要かなと思います。ただし、5.5W/kgあれば獲れるというわけではなく、5.5W/kgぐらいあれば獲れる可能性が出てくる、ぐらいのものかなと。
もうこれぐらいのレベルになるとパワーだけでは測れない要素が多分に出てくると思います。当日の気象条件や走り方、周りの動きや展開、機材、インターバル耐性等々…。FTPが高くて峠TTが速くても、それ「だけ」では届かないという世界になっているように見えます。6W/kgとか出せるなら話は別ですが。
特にハイペースからのアタックやペースアップにどこまで対応できるか、というところが非常に重要かと思われますが、まずベースとしてFTP5.5W/kgぐらいないとプラチナ挑戦のスタートラインに立てないのではないか?と考えています。めちゃくちゃ厳しい。
2022年11月末現在の私が61~62kgでFTP315W(の設定)。5.1~5.2W/kgといったところです。340Wぐらいまでパワーを上げるか、少し減量して60kgで330Wを目指すか。いや~これだけでもハードル高いな~。340Wなんて死ぬ気で踏んでも10分もつのか?って感じですもん。しばらくは減量ありきではなく、パワーの向上に注力すべきかなと思います。
これに加えてZ5やZ6を常用域としてポンポン出せるインターバル能力が必要そうです。文字にするのは簡単ですが、実行するのは激ムズですw
これ無理じゃね?って感じの能力に思えますが、実際今年は10名しか獲れていないわけで…それぐらいの難易度なのだと思います。楽観視していたら絶対届かない…と思う。
可能性を高めるには?
足りないパワーを補うために何ができるのか?
まず自分一人でも可能なのは
・フォームの改善(空力、ペダリング)
・機材ブースト
・タイムを出す走りの練習
あたりかな?機材に関してはお金がかかりますね。しかも自分に合うかというところで博打要素もあります。ですが一応一人でも物理的には可能ということで。
タイムを出す走りというのはパワーを推進力に変える力だったり、力の入れどころや抜きどころを感覚的に調整して全体で速く走るイメージ。これは実走するしかないのでズイフターの私には課題になるところだと思いますw3月か4月からやっていきたいところ。
そして一人ではできない部分…これが実現すれば一番大きい…それは
トレインをつくってしまうこと!w
単独60~62分ほどの選手を10人ぐらい集めてプラチナトレインを用意しておく。これが一番勝算が高いでしょうね。実際考える人はいると思います。
が、なかなか実行には至らない。選抜で出るような選手って…もう限界まで前に前にいって勝負!ダメならしゃーない!って人が多い印象です。わざわざ選抜で出ているのにリング狙いのTTするのもなぁ…という思いもあるのでしょう。
プラチナリングの取得ということにこだわるのであれば、開幕アタックなんかは無視して協調できれば可能性は上がると思います。一般でのゴールド狙いの自前トレインと同様、脚が合わなかったりなんだりでうまくいかない可能性は大いにありますが。
しかも一般より選抜の方がどうしても順位も気になると思います。そう考えると難しいのかなぁ…。個で戦って、その結果どこかでパックが生まれる、というのが普通のパターンですよね。
もしかしたらプラチナトレインプロジェクトが生まれるかもしれませんが、それには今のところはあまり期待せず、ひたすらフィジカルを高めることを考えた方がよいというのは間違いありませんねw
最後に
富士ヒルプラチナ…めちゃくちゃ難しいと思います。が、不可能ではない…と思いたい!w
「まあ無理だろうな~」って思ってやるより、「もしかしたらいけるかも!」って思って取り組んだ方がモチベーションにもなりますし、楽しいじゃないですか!w
ただ、「絶対に達成しなきゃダメなんだ…!」と思い詰めると苦しくなるので、あくまで「達成したい!」というメンタルでやるのがいいのではないかと思います。
こうやってブログでプラチナ目指すような趣旨の発言をするのは自分にプレッシャーがかかりそうですが、私は私ですのでw気にしないことにしますwもう全然伸びなかったら笑ってやってくださいw
文字しかないクソ記事でごめんなさい!w
Rice On !!
コメント
こんにちは。自分もプラチナトレイン考えたことあります。というか今年できたらいいなぁと夢想しています。5.2倍くらいのメンバーを3~5人集められたら、いけそうな気がするんですよね。自分はおっさんなので年代別ですが、年代別でプラチナとったら面白そうですw
さとうさん
こんにちは!
うまく回れば不可能ではないような気がしますよね。低地で5.2倍だとチョット厳しいかなとは思いますが。。
多分毎年考える方はいると思うのですが、即席だとやはり回りにくいのでできればスタート前から人数揃えたいところですね…!
返信ありがとうございます!
ですよね。なかなか厳しいですが、そこそこのメンバー揃えて62分くらいは切りたいと考えてます。
ウェーブの後方からスタートして前を風除けにしつつマイペースで行くか、初めから先頭集団についていって62分くらいを狙うか、どっちかかなぁと思ってます。悩ましいですw