ツールドおきなわから感じた、市民レースへの関心の高さ

雑感

こんにちは!コーヤマです!

昨日行われたツールドおきなわ、大変盛り上がりましたね。配信をご覧になられた方も多いのではないでしょうか。

そこで感じたのが、市民レースへの関心の高さです。SNSでも、チャンピオン(プロ)レースより市民(アマ)レースを映してくれ!という声が多かったように見受けられました。正直私もそう思ってしまいましたw

国内の(自転車)ロードレースではこの傾向が非常に強いと思います。それはなぜなのでしょうか?

それは一言でいうと…

アマチュア選手がより身近な存在だから

だと思います。

基本的にはどのスポーツもプロ選手が本当の意味で身近かといわれるとそんなことはないと思うのですが、ロード系の自転車競技の場合はそれが顕著なのでしょう(競輪等はまた別)。

ツールドおきなわの場合は特に全国から多くの選手が集まりますし、参加する選手をたくさん知っているという方も多いはずです。

リアルで一緒に練習したことがある、レースで手合わせしたことがある、イベント会場で話したことがある、等々。

また、昨今ではX(旧Twitter)等のSNSの普及や、Zwiftの存在で全国各地のライダーと簡単に一緒に練習できたり、コミュニケーションを取ることができるようになりました。

年々日本国内のアマチュアライダーのつながりが広がり、密になっていると感じます。

さらに、自転車レースを観戦する層は自身もプレイヤーである方の割合が非常に高いでしょう。競技としてやっている人はもちろん、いわゆるゆるポタ勢であっても、自分も自転車に乗るという方が多いはずです。

しかもプロのレースの配信やメディアへの露出が非常に少ない。テレビを観ていたら勝手に情報が入ってくるわけではありません。国内での自転車競技は超マイナーでニッチなジャンルであると言わざるを得ません。

例えば野球やサッカーであればほぼすべての人がある程度は情報に触れる機会があるので、その中ではプレイヤーは一握りといえます。報道も基本的にはプロの情報で試合数も多く、ある意味ではプロ選手が身近な存在といえます。

どのスポーツでもアマチュアの大会情報に触れる層というのは、アマチュアのプレイヤーであることがほとんどで、しかも自転車レースは全国各地で毎週のように開かれるうえにチームよりも個人にフォーカスされやすい競技。アマチュア選手の情報に溢れまくっているのです。

となると、ツールドおきなわでプロのレースよりもアマのレースに関心がいくというのは必然であるといえるでしょう。

そう考えると

自転車界はこの状況を活かす必要がある

のだろうと感じます。

我々アマチュアライダーにとってはプロレースよりアマレースの方に関心が高い(人が多い)ということがいいことか悪いことかは置いておいて、この事実をしっかり受け止めたうえでどうすべきかということですね。

・国内選手の競技力をアップさせるためには?

・国内のプロレースが盛り上がるようにするには?

・機材やグッズの売り上げを伸ばすには?

等々…。

その辺の一個人である私が、責任のない立場からテキトーなことを言うのもよくないかなと思うので深堀りはしませんが、ヒントはたくさん転がっているような気がします。

…まあ、大谷翔平選手のような世界的スーパースターが出てくればメディアの扱いも変わって、すべてが一気に改善する可能性もあるんですけどね…なかなか難しいですよね…笑

最後に

正直自転車競技はお金がかかりますし重大なケガのリスクもあります。子どもがやりたいといったからといって簡単にやらせてあげられるものではないかもしれません。

でも野球やサッカーのように自身がプレイヤーでなくても興味を持ってくれる、観戦してみたいと思う、グッズなら欲しいなと思う、そんな層が増えてくれば嬉しいですよね。

日本の交通事情を考えると簡単なことではないというのは重々承知です…。。

なんか自転車界隈って爆発炎上するような話題が多いような気もするし(小声)もっとポジティブで楽しい話題が多くなるといいな~なんてw

Rice On !!

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