「箱根のメンタル」を読んでみた感想等

考察

こんにちは!最近いろいろなジャンルの本を読んでみるのもいいかもな~なんて思っているコーヤマです!

今回は「箱根のメンタル」という本を読んでみましたので感銘を受けた言葉や乾燥について少し書いてみようかなと思います!

なぜこの本を選んだか

・陸上長距離とロードバイクはどちらも有酸素系の種目で共通点が多い

・が、同じ長距離といっても競技特性の違いがあって面白い

・箱根を走るような学生界トップレベルの選手がどんなことを感じているのか気になった

・安かったw(ブックオフで220円w)

そんな感じです!

楽しんで走る

やはりチーム内での競争やシード権、優勝争い等いろいろなプレッシャーで思い詰めてしまうことも多いようです。特に学生スポーツってそうですよね…わかります。

私も小中高と野球をやっていましたので、どうしても試合に出たい、レギュラーになりたい、エラーとか三振とかしたくないと自分にプレッシャーをかけてしまってプレーが小さくなったりしていたことはよくありました。

でも今にして思えば、もっと競技そのものを楽しんでやっていればのびのびプレーできただろうなと思います。

今は自転車そのものや人体実験wを楽しんでいますし、このブログをご覧になられている方々やたくさんの仲間にも恵まれて本当に楽しんでやれていますね!

心から楽しむことができたとき、それがより強さにつながっていくという好循環になるのかなと感じました。

本書では17人のランナーにインタビューされていますが、そのうち7名が青山学院大の出身者なんですよね。みなさん口をそろえて言うのが(書籍に載っている範囲だからかもしれませんがw)原監督のモチベーターとしての役割、メンタルコントロールの上手さです。選手一人一人をよく観察し、つらそうな選手に対して「お前、もっと楽しんで走ろうぜ」みたいな声掛けだったり、そういうので選手たちは前向きになったり救われたりといろいろあるそうですね。

学生スポーツでは特に監督の目が怖いとか先輩が理不尽に厳しいとか色々ありますが、最近は選手の目線に降りてきて、締めるところは締めるみたいな柔軟性を持った今の時代に合わせた指導者がいるチームは選手が競技を楽しめるようになって伸びていくんだろうなと思います。原監督しかり、駒澤の大八木監督や立教の上野監督など。。そういった印象を受けました!

競技をやっていて一番つらいことは

ケガをして走れない(練習できない)ことである、と話す選手が多かったです。

てか陸上長距離選手、疲労骨折多すぎぃ!!(汗)

やっぱり長距離ランって身体への負荷大きいですねぇ…。ほとんどの選手がトレーニング負荷の大きさからケガを経験しています。1ヶ月以上の長期離脱、不調でレースに出られない等…本当にほとんどの選手が経験しているんじゃないでしょうか?

私たちホビーレベルの自転車乗りでも、やっぱり健康第一!!ケガや病気をせず元気で健康な身体を維持すること!これが最優先ですね!元気があれば何でもできる!w

私もケガや病気の経験は結構ありますが…今なったら発狂しそうですw乗れなくなったらストレスがマッハですw

自転車の場合はランとはまた違ったリスクがあります。一番は落車

疲労骨折なんかはほとんどないと思いますが、ポジションやペダリングの問題から筋肉系の痛みが出たりとかもあります。ただランほどは痛みが出にくいですよね。痛みが出にくいばかりに練習をしすぎたりケアが甘かったりでオーバートレーニング症候群になったりするのが怖かったり。

落車を除けば外傷的なもの以上に生理的な反応の方に本当の怖さがあるような気がしています。身体の声を聴いて、いつでも元気に自転車を楽しめる身体と精神を維持したいですね。

努力は我慢ではなく手段

でなければならない。と藤田さん。

学生スポーツだときつかったり嫌なメニューを我慢する、耐えるという意識が大きくなったりするものですよね…。私も特に高校野球では目の前の一つ一つのメニューを耐えるのに精一杯だったような気もします。

でも本来そうじゃないんですよね。つらいことを耐えるというよりは強くなるための手段で、身体にその反応を起こすためにやる。それも嫌々やるのではなく、「これやったらこういう反応起きて強くなるかな?ワクワク」みたいなポジティブな感じでやりたいですよね!

そもそも我々ホビーサイクリストの場合「努力」なんでしょうか?いや確かに努力ではあるのかもしれませんが…私なんかは基本的には好きでやっているんですよね。そりゃ負荷の高い練習は苦しかったりきつかったり踏みやめたいwとか思ったりすることもあるかもしれませんが…でもそれも含めて好きでやっているので、特別努力しているというよりは好きなことをやっているというだけだったり。

オッサンになってここまで熱中できる、好きになれることがあるってそれそのものが幸せなことだと思うんですよね~w

少し話が脱線したような気もしますが、嫌だけど我慢する、のではなく常に何らかのポジティブな気持ちをもってやっていきたいなと改めて思いました。

皆最初から強かったわけではない

このような書籍に出てくるようなトップランナーの方々ですから、もちろん小学生中学生の頃からトップレベルで、将来を渇望されるような選手だったという方も多いです。

が、中学ぐらいでは平凡だったり、他の競技をやっていたりしていた選手も結構いました。指導者との出会いだったり、本人の考え方や取り組みだったりで地道に力を伸ばしていって全国レベルになった…という選手も割といます。

これが短距離とか瞬発(速筋)系の種目だと本当に才能がモノをいうのでどうしようもなかったりする点も多いと思うのですが、持久系の種目だとコツコツ積み重ねれば何かが起きる可能性もあるよなと勇気がわきます。

私もハイパークソ凡人ですが、ドロップアウトさえしなければ何かが起きるかもしれないので、これからも地味~にコツコツ楽しみながら積み上げて、その結果レベルアップにつながればいいなと思います!凡人界の星に、俺はなる!(ドンッ!)www

最後に

「箱根駅伝」というテーマに対しての感想にはなっていない気がするw

各選手の箱根への想いも様々でしたね~。やっぱり箱根に出たい!優勝したい!という想いが強い選手もいれば、「箱根?まあレースの一つだよね。俺は俺の走りをするだけ」みたいな選手も意外といました。

我々でいうと富士ヒルとかおきなわとかそういう感じなのかな?w

特にヒルクライムレースとは競技性質が似ていますよね。駆け引きとかもありますがTT要素が強い。自分の走りをしてタイムを稼ぐ競技。レースではこれまでやってきたことを出すだけ。というメンタル。

本書では具体的な練習メニューとかそういうことについてはほとんど触れておらず、選手一人ひとりの想いだったり感じたことにフォーカスしていたのですが、そういう人間的な面が見られるのって本当に面白いので、一読の価値ありです!!もっといろいろな本を読んでみたくなったなぁ~。

まとまりのない記事でスミマセンw

みなさんも機会がありましたら読んでみてはいかがでしょう?また、おすすめの本がありましたら教えてください!w

Rice On !!

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